SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 東京都の神社 > 波除稲荷神社
御祭神 | 倉稲魂命(うがのみたまのみこと) |
鎮座地 | 東京都中央区築地6-20-37 |
創建 | 万治2年(1659年) |
社格等 | 旧村社 |
例祭 | 6月10日 |
公式サイト | http://www.namiyoke.or.jp/ |
三つ巴
鐵砲洲稲荷神社を参拝後、築地方面へ20分くらい徒歩で移動すると波除稲荷神社に到着します。
今から350年前まで、築地一帯は海でした。
明暦の大火の後、四代将軍徳川家綱公が手掛けた江戸開府に伴う江戸市街地整備の最後の埋立工事であり、困難を極めたのがこの築地海面でした。
堤防を築いても築いても激波にさらわれてしまったそうです。
ある夜、海面を光を放って漂うものがあり、人々は不思議に思って船を出してみると、立派な稲荷大神の御神体でした。
人々は早速、現在の地に社殿を作りお祀りしました。
それから波風はぴたりとおさまり、工事は進み埋立も終了したことから、「波除稲荷」として信仰を集めることになりました。
獅子殿(厄除天井大獅子)。
江戸時代、厄除・災難除の象徴として多くの参詣者を集めました。
「つきじ獅子祭」の名称の元にもなりました。
江戸末期に焼失してしまいますが、御鎮座330年を記念して平成2年(1990年)に再興されました。
高さ2,4m、幅3,3m、重さ1tと日本一の厄除天井大獅子です。
摂社の弁財天社。
中には「お歯黒獅子」が収められています。
高さ2,2m、幅2,5m、重さ700kgと、こちらもかなり大きいです。
玉子塚。
平成5年11月に「東京鶏卵加工業組合」が創立30周年を記念して建立しました。
築地という土地柄、他にも食品関係の塚が沢山見られます。
社務所横には「ガチャガチャ」もありました。
都営地下鉄大江戸線「築地市場駅」から徒歩5分。
東京メトロ日比谷線「築地駅」から徒歩7分。
掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。