別格官幣社

別格官幣社とは近代社格制度における神社の社格の1つです。
国家に功績を挙げた忠臣を祭神として祀る神社です。
明治5年(1872年)に楠木正成公をお祀りする湊川神社が列格されてから、昭和21年(1946年)に制度が廃止されるまで、28社が別格官幣社に列格されています。
官幣小社と同格に扱われました。
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護國神社

護國神社は、国家のために殉難した人の霊(英霊)を祀るための神社です。

幕末の長州藩・薩摩藩等では、戦没者の霊を祀るために招魂場を設けて招魂祭を営んでいました。
朝廷も慶応4年(1868年)、維新を目前にして倒れた志士たちの御霊を奉祀するため、京都東山に霊山官祭招魂社(後の京都霊山護国神社)を建立しました。
同様に各地の藩主も所属藩士の戦没者の為に招魂場を設けて祭祀を行いました。
翌明治2年(1869年)には、東京九段坂上に東京招魂社(後の靖国神社)が創建され、戊辰戦争以来の戦没者を合祀。
1939年には各道府県に1社のみ(例外あり)、名称も招魂社から護国神社に改称となりました。
戦前は内務省によって管轄されていましたが、戦後は独立の宗教法人となりました。
指定護国神社は東京都と神奈川県を除く道府県に建立されています。
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准勅祭社(東京十社)

東京十社(准勅祭社)

東京十社は、明治元年(1868年)に准勅祭社と定められた12社のうちから、昭和50年(1975年)に定められた東京近郊の10の神社です。

明治維新後、東京に奠都した明治天皇は、明治元年(1868年)に氷川神社の例大祭を新たに勅祭に定めました。
その後、畿内二十二社などの勅祭社に併せて、東京近郊の主だった神社12社を准勅祭社と定めて東京の鎮護と万民の平安を祈願する神社としました。
しかし明治3年(1870年)には廃止され、准勅祭社の制度は一時的なもので終わってしまいました。
昭和50年(1975年)、昭和天皇即位50年を奉祝して、准勅祭社から遠隔の東京都府中市の大國魂神社と埼玉県久喜市の鷲宮神社を外し、23区内の東京十社を巡る企画が立案され、観光的な要素を濃くした「東京十社巡り」として現在に至っています。
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