SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 東京都の神社 > 愛宕神社
御祭神 |
火産霊命(ほむすびのみこと) <配祀> 罔象女命(みずはのめのみこと) 大山祇命(おおやまづみのみこと) 日本武尊 将軍地蔵尊 普賢大菩薩 |
鎮座地 | 東京都港区愛宕一丁目5番3号 |
創建 | 慶長8年(1603年) |
社格等 | 村社 |
例祭 | 9月22日–24日 |
公式サイト |
葵 三つ巴
京都府の愛宕神社が総本社の東京都港区の愛宕神社。
慶長8年(1603年)、江戸の防火の為、徳川家康公の命により創建されました。
山手線内では珍しい自然の山(愛宕山 標高26m)の山頂にあります。
東京23区内では一番高い山です。
写真は愛宕山の麓にある大鳥居。
ここから有名な出世の石段(男坂)を登ると社殿があります。
出世の石段前の狛犬。
出世の石段。
寛永11年(1634年)、三代将軍徳川家光公が菩提寺である芝の増上寺に参詣した帰り道、愛宕神社の下を通りました。
満開に咲いていた梅を見た家光公が、「馬に乗ってあの梅を取って参れ!」と命じられました。
しかし、愛宕山の石段はかなり急なので、馬で石段を登って梅を取ってくることは出来そうになく、家臣たちは誰一人動こうとしませんでした。
そんな中、四国丸亀藩の家臣、曲垣平九郎が馬に乗って石段を登り降りし、愛宕山上の梅を家光公に献上しました。
家光公は、泰平の世にあって馬術の稽古を怠らない平九郎の姿勢を称賛し「日本一の馬術の名人」と讃えました。
平九郎の名は一日にして全国に轟いたと伝えられています。
この故事にちなみ、愛宕神社正面の坂(男坂)は「出世の石段」と呼ばれています。
愛宕神社の御朱印帳にも出世の石段が描かれています。
出世の石段の上から。
初めて降りた時は雨だったので、少し怖さを感じるほどの急な石段です。
拝殿。
桜田門外の変で井伊直弼を襲撃した水戸藩士は、愛宕神社に集まり、神前に加護を祈念してから出発したそうです。
都心の神社なのでアクセスは良く、地下鉄の4駅からは近いです。
東京メトロ日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分。
東京メトロ日比谷線「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩5分。
東京メトロ銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分。
都営三田線「御成門駅」より徒歩8分。
JRからは少し遠くて「新橋駅」より徒歩20分かかります。
掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。