SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 東京都の神社 > 赤坂氷川神社
御祭神 |
素盞嗚尊(すさのおのみこと) 奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと) 大己貴命 (おおなむぢのみこと) |
鎮座地 | 東京都港区赤坂6-10-12 |
創建 | 天暦5年(951年) |
社格等 | 准勅祭社 府社 |
例祭 | 9月15日 |
公式サイト | https://www.akasakahikawa.or.jp/ |
三つ巴
東京都港区赤坂にある赤坂氷川神社。
写真は南側の一の鳥居です。
起源は天暦5年(951年)、東国を遊行していた蓮林僧正が一ツ木村(現在の赤坂4丁目付近)で一夜を明かすと夢中で御祭神のお告げがあり、この地に氷川明神の社殿を建てお祀りをしたといわれています。
およそ100年後の治暦2年(1066年)、関東に大旱魃が発生しました。
雨乞いの祈願をすると雨が降り、以来よく祭事が行われました。
一の鳥居から参道へ。
江戸時代になり、享保元年(1716年)紀州徳川家の徳川吉宗公が8代将軍職を継ぐにあたり、紀州藩の中屋敷が赤坂にあったことから、氷川明神への幕府の尊信は高まりました。
享保14年(1729年)には、吉宗公は老中岡崎城主水野忠之に命じ、現在地に現社殿を造営しました。
翌年の4月26日には一ツ木村から現在地へ遷宮が行われ、28日には将軍吉宗公直々のご参拝がありました。
以後14代将軍家茂公まで歴代の朱印状(港区文化財)が下付され、より一層のご神徳を高め、開運・厄除・良縁の鎮守神として尊崇を深められました。
麻布氷川神社、渋谷氷川神社、簸川神社などとともに江戸七氷川に数えられ、その筆頭とされています。
明治元年には准勅祭社に定められ、現在では東京十社の一社となっています。
三の鳥居前の狛犬。
境内には多くの狛犬がいます。
三の鳥居と楼門。
楼門。
楼門前の狛犬。
社殿。
関東大震災や東京大空襲を免れ、吉宗公が創建したままの姿で現存しています。
昭和51年(1976年)に東京都の有形文化財に指定をされています。
東参道二の鳥居前の獅子山。
子獅子が一緒にいます。
東参道二の鳥居と石段。
石段前の狛犬。
東参道一の鳥居。
東参道一の鳥居前の狛犬。
護国神社にいるような力強い狛犬です。
東参道一の鳥居の近くには境内社の四合稲荷。
古くより近隣にあった古呂故(ころこ)稲荷、地頭(じぬし)稲荷、本氷川稲荷、玉川稲荷の4社を合祀し、明治31年(1898年)に建造されました。
幕末より赤坂在住の勝海舟により「四社を合祀」、幸福の「しあわせ」、「志を合わせる」をかけ、四合稲荷(しあわせいなり)と名付けられました。
境内社の西行稲荷。
境内社の山口稲荷。
山口稲荷の前にも小さな狛犬がいます。
東京メトロ千代田線「赤坂駅」から徒歩7分。
東京メトロ日比谷線・都営地下鉄大江戸線「六本木駅」から徒歩7分。
東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」から徒歩9分。
東京メトロ銀座線「溜池山王駅」から徒歩10分。
掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。