SAKAKI神社備忘録 > 神社 > 静岡県の神社 > 草薙神社
五七桐
静岡鉄道草薙駅を降りると、すぐ大鳥居があります。
大鳥居をくぐって、道なりに歩いていくと草薙神社に着きます。
大鳥居から約15分くらい緩やかな坂道を登ります。
山に囲まれ小川が流れていて、僅かな平らな土地に家と田畑がある長閑な風景でした。
草薙神社は日本武尊を祀る神社です。
日本武尊が蝦夷平定の為に東国へ行く途中、逆賊が日本武尊のいる野原に火を放って焼き殺そうとしました。
日本武尊は倭姫命(やまとひめのみこと)に託された天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)で、草を薙ぎ払って難を逃れたという地です。
そのため天叢雲剣を草薙剣と称するようになりました。
景行天皇53年(123年)に景行天皇が日本武尊ゆかりの地を巡幸した際、当地に御着きになり日本武尊の霊を奉斎したのが創建といわれています。
延喜式神名帳では駿河国有度(うど)郡に「草薙神社」と記載され、式内社に列しています。
日本武尊伝承との関連から武家の信仰も集めていました。
明治維新後、明治3年(1873年)に近代社格制度において郷社に列し、明治12年(1879年)に県社に昇格しました。
鳥居の左後方には、日本武尊の石造が見下ろしています。
参道の階段を上っていくと、左には御神木の大楠。
樹齢は1000年以上、静岡市指定天然記念物に指定されています。
神門
神門をくぐると拝殿があります。
狛犬。
JR東海道線、静岡鉄道「草薙駅」から徒歩で約20分。
バスも出ています(草薙神社前バス停下車)。
掲載情報は参拝時のものです。
最新のものではない可能性があります。